みんなの知恵と力を合わせて伊豆の石造文化を後世に伝えよう!
by izu-ishi
カテゴリ
全体
最新
お知らせ
日誌
経緯
奈良本の石蔵について
写真
資料
未分類
最新の記事
移築に向けた解体はみなさんの..
at 2010-12-10 04:00
2010.12.09 解体が..
at 2010-12-09 23:00
2010.12.08 一階も..
at 2010-12-08 23:00
以前の記事
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
関連サイト
最新のトラックバック
フォロー中のブログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧


2010.10.29 実測完了、掃除は半分か

今日は東伊豆のNさん、南伊豆のHさんと蔵の掃除・実測を行った。

脇に積まれた粗大ゴミは家電ではなく事務機器。すべてを動かすのは男手の
ある時にして、今日は主に蔵の周囲の雑草とびっしり張り付いたツタを取り除いた。
通りがかりの方が見学してくれたり、町の職員に不審者と間違われる一幕も…。
e0216426_22354350.jpg

実測については、Hさんが巻尺であちこち測定。移築希望者に提供する
基本データづくりに欠かせない。夕べのうちに清水在住の建築家S氏が簡略な
図面を作成して測定箇所を指示してくれたお陰で素人でもなんとかなった。
e0216426_22365145.jpg

植物は手ごわかった。Nさんが赤ちゃんを背負ってナタをふるい、私は
壁面に梯子をかけてツタを取り除いた。
e0216426_22383936.jpg

ツタは見た目はレトロでロマンチックでなかなか美しいのだが、石と石の間に
はびこり、かなり壁面を傷めてきたようだ。払うと、縦のヒビが何箇所も現れた。
e0216426_22415341.jpg

今日の作業で蔵の正面はすっきりした。道路に面した壁面は粗大ゴミに邪魔されて
梯子がかけられず、左上のしぶといツタだけは残った。次回の掃除で取り除こう。
ツタで覆い隠されていた、道路から見えない側の壁面もさっぱりした。
e0216426_22431475.jpg

e0216426_2244826.jpg

蔵の背面のNTTとの境にフェンスが迫り植物が生い茂って人が通れないため、
今日は壁面の掃除まではたどりつけなかった。

雨どいに威勢良く生えている雑草も取り除きたいが、もっと高い梯子が必要だ。
伊豆石(特に南の軟石)は柔らかく加工しやすいメリットがあるが、水に弱い。
下田の南豆製氷所もそうだったが、伊豆石建築には水はけがとても重要なのだ。

次回は粗大ゴミを移動し、中の書棚などを運び出し、残るツタを完全に取り去る作業だ。
e0216426_22453434.jpg

移築希望者に蔵を本来の姿にできるだけ近いかたちで見せるためにも、
痛んだ箇所を発見するためにも、掃除は大事だと改めて実感した。
e0216426_22511726.jpg

(H)

※週明けに掃除第2弾を実施する予定です。
[PR]
# by izu-ishi | 2010-10-29 21:00 | 日誌

2010.10.28 明日、蔵を掃除することに

広く移築希望者を募るためには、蔵のサイズや来歴といった基本情報が必要。

その前にまずは掃除して、できるだけ蔵を本来の姿に近づけたい。

長年立ってきた蔵はツタが絡まり(雰囲気的にはステキなのだが、建物には
良くない状態)、脇に家電ゴミが積まれ、中に書棚などが放置されている。
e0216426_19361083.jpg

古い建物が掃除するだけで見違えるようにさっぱりする光景を、
これまで何度か見てきた。掃除はあなどれない。

町役場も協力してくれて、粗大ゴミは業者に処理していただけることになった。

時間が許せば蔵のサイズも測定したい。
移築希望者には実測データも提供する必要がある。


14:00頃から鍵を開けて掃除を始めます。
近隣の方はぜひ蔵を見学にいらしてください。

(H)
[PR]
# by izu-ishi | 2010-10-28 19:00 | 日誌

2010.10.27 “執行猶予”がついた!

今日は入札が行われ、奈良本の旧熱川支所と石蔵の解体事業は
町内T社が567万円で落札。いよいよカウントダウンが始まってしまった。

町長にお時間をいただいて、提案してみた。期限を切って蔵を今の場所に
残していただいて私たちが移築希望者を探す。もしも引き取り手がみつからず
解体せざるを得なくなった場合は解体費用の差額を負担する、という提案だ。

残念ながら蔵が建っている場所を更地にするとの町の意向は変わらない
ようだったが、それで望みが尽きたわけではなかった。

町は旧庁舎の前にまず蔵を解体するという当初計画は変更して、解体期限まで
移築費用を自己負担してくれる引き取り手を探すことにしたとの話だった。

また、最低でも立派な梁だけは保存する、伊豆石も壊さずに取り外せるなら
残して町内で利活用したい、と町長は話していた。

蔵を今の場所に残して利活用するのが理想的なかたちだが、移築できれば
伊豆石の文化を未来へ引き継ぐことにはなる。

解体のデッドラインは12月15日とのことなので、少なくとも数週間は
時間的猶予を与えられたわけだ。なんとかこの間に引き取り手をみつけよう。

そのためにも、残された時間でやるべきことはたくさんある。

・移築希望者はこれまで町内と伊豆新聞紙上でしか募集していないので、
より広範囲に町外、県外の希望者に情報を広めること。

・移築希望者にとって基本情報となる蔵の実測や由来の調査を行うこと。
図面に起こせればベストだが、仲間内の建築家に無償で依頼できるだろうか…。

・移築希望者が見学に来た際に蔵を本来の姿に近いかたちで見せるために、
みんなで蔵を掃除すること。

・できるだけ多くの方に見学していただくため、一般公開日を設けること。

実際にどれだけの時間が残されているのかは解体工事の工程表を待たねば
ならないが、まず町にどのように協力していただけるか相談してみよう。

昨日に引き続き、今日も蔵の近隣の方に貴重なアドバイスをいただいた。感謝。

(H)
[PR]
# by izu-ishi | 2010-10-27 23:00 | 日誌

アピール 奈良本の伊豆石の蔵を次代へ伝えよう

e0216426_2057994.jpg

江戸の繁栄のまさに礎を築いた伊豆石造りの伝統技術は、ぜひ後世に伝えたい
伊豆の大切な歴史です。東伊豆からも大量の石が船で江戸へ運ばれてゆきました。

その東伊豆の奈良本で素晴しい伊豆石の蔵が解体の危機を迎えています。この蔵は
昭和三十年頃に町内から移築されて以来、旧熱川支所の敷地の片隅にたたずんで
きました。このたび旧庁舎の解体に伴って壊される予定ですが、保存状態の良い、
壊してしまえば二度と造ることのできない地域文化財です。

町も移築希望者を公募しましたが、周知期間が短かかったため町外の希望者には
充分に情報が伝わっていません。跡地の利用計画がない現状では、解体費用を追加
するより蔵を残した方が将来的な可能性がひらけるのではないでしょうか。

石造建築は伊豆では見慣れた光景ですが、国内では希少です。各地で改装されて
観光資源となっています。蔵は残して一般に公開し、郷土学習に活用し、もう少し
時間をかけて将来的な展望を探ることはできるのではないでしょうか。最終的に
町で再活用できなくても、その間に購入希望者が現れる可能性もあります。

昔の石工たちの技や心意気を後世に伝えるためにも、みんなで知恵を絞りましょう。
次代へ伝えるための嘆願書に署名くださいますよう、お願いいたします。

奈良本の伊豆石の蔵の解体を惜しむ有志の会

(近隣の方はぜひ一度、蔵をご覧になってください。
見学申し込み:町役場 企画調整課 0557-95-6202)。

アピール文のPDF版のダウンロード

(H)
[PR]
# by izu-ishi | 2010-10-25 15:00 | お知らせ

「奈良本の伊豆石の蔵の保存を求める嘆願書」表書き

奈良本の伊豆石の蔵の保存を求める嘆願書の提出について

平成22年10月26日

東伊豆町長
太 田  長 八  様

奈良本の伊豆石の蔵の解体を惜しむ有志の会
連絡先  英 みどり(嘆願署名取りまとめ者)
下田市●●●● 0558-●●-●●●●

日頃から東伊豆の発展のため、ひいては伊豆全体のためにご尽力いただきまして、
まことにありがとうございます。

さて、東伊豆町が旧熱川支所の解体に伴い取り壊しを予定されている奈良本の
伊豆石の蔵につきましては、町にも諸般の事情がおありのことと思いますが、私共は
性急に解体してしまうにはあまりにも惜しい地域の文化財だと考えております。

伊豆石は伊豆の風景・歴史・文化・伝統を形づくってきた、地域の大切な財産です。
石造建築は伊豆では見慣れた光景ですが国内では希少価値があるため人気が高く、
各地で観光資源として再生されています。東伊豆町でも稲取で御石曳の伝統が復活
しました。町内に残る伊豆石建築が将来、新たな観光資源となる可能性もあります。

壊すのは簡単ですが、再生することは不可能です。このような想いから嘆願書を
二日間で集めた署名を添えて提出いたしますので、私共の想いをなにとぞお汲み取り
いただきたくお願い申し上げます。

なお、署名は解体が確定する時点まで継続して募集する予定です。

PDF版のダウンロード
[PR]
# by izu-ishi | 2010-10-25 14:30 | 資料