カテゴリ
全体最新 お知らせ 日誌 経緯 奈良本の石蔵について 写真 資料 未分類 最新の記事
以前の記事
2010年 12月2010年 11月 2010年 10月 関連サイト
最新のトラックバック
フォロー中のブログ
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
「奈良本の伊豆石の蔵の保存を求める嘆願書」
10月26日に二日間で集まった33筆の署名を添えて東伊豆町長に提出しました。
ご賛同いただきましたみなさま、本当にありがとうございました! 署名は解体が確定するまで諦めずに継続します。むしろこれからが勝負です。 ご賛同いただける方は下記までお名前とご住所をお送りください。 izu-ishi@excite.co.jp ご協力よろしくお願いします。 ※お寄せいただいたお名前とご住所は他の目的には絶対に使用いたしません。 奈良本の伊豆石の蔵の保存を求める嘆願書 平成22年10月26日 東伊豆町長 太 田 長 八 様 奈良本の伊豆石の蔵の解体を惜しむ有志の会 東伊豆町奈良本の旧熱川支所敷地内に残る伊豆石の蔵は、江戸繁栄の礎を築いた 伊豆の石造技術と伝統を今に伝える貴重な地域文化財です。 東伊豆町はこの蔵を支所の建物解体に伴い取り壊すご予定とのことですが、跡地の 利用計画がない現状では、費用をかけて壊すよりも、残すことによってこの価値ある 文化財を次代へ伝える可能性がひらけると考え、嘆願書を提出する次第です。 石造建築は各地で改装されて観光資源となっています。伊豆半島や日本の歴史に 伊豆石が果たした役割についても、最近ようやく認識されるようになりました。 奈良本の蔵は石の保存状態が良く小屋組みも堅牢です。薄紅色の伊豆石に施された 外装からは当時の石工たちの技と心意気が存分に伝わってきます。素材、建築技術、 魅力的な外観など、どれをとっても性急に壊すにはあまりにも惜しい伝統建築です。 東伊豆町が移築希望者を募集されたことは高く評価されるべきですが、周知期間が 短かかったこともあり、町外の移築希望者までは充分に情報が伝わっていません。 蔵を残して一般公開や郷土学習に活用しつつ、将来的な展望を描くことは可能です。 稲取では御石曳の伝統が復活しました。町内に残る伊豆石建築が将来、町の新たな 観光資源となるかも知れません。その間に購入希望者が現れる可能性も残されます。 蔵を保存・活用し、伊豆の伝統文化を後世に伝えたいという想いは誰もが抱いて いることと思います。ぜひ解体を再考していただきたく、心からお願い申し上げます。 ⇒PDF版のダウンロード
by izu-ishi
| 2010-10-25 14:00
| 資料
|